8日、第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会〜ジャパネット杯/春の高校バレー・男女決勝が東京体育館で行われた。
8日午前に行われた男子・決勝は、駿台学園(東京)が福井工大福井にストレート勝ちをおさめ、2大会連続で3度目の優勝をもぎ取った。駿台は、インターハイ優勝と合わせて、春高で2冠を達成。強豪校ならではの安定した強さをみせ、晴れやかな笑顔でコート内外を駆け巡る選手の姿も印象的だ。
8日午後に行われた女子・決勝でも、就実(岡山)が下北沢成徳(東京)に3−0でストレート勝利し、2大会ぶりに5度目の春高制覇を飾っている。
就実は昨年、校内で新型コロナウイルスの陽性反応者が出たため、直前での大会欠場となってしまっただけに、春高での優勝は格別だ。昨年大会の悔しさを胸に、新年の春高バレーという大舞台で実力を存分に発揮した結果に。
下北沢成徳は、昨年の全国高校総体・国体との3冠とはならなかったものの、選手全員の粘り強さを証明した。
文/スポーツブル編集部