男子テニスの中国銀行・香港・テニスオープン(香港/香港、ハード、ATP250)は7日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・ルブレフが世界ランク69位のE・ルースブオリ(フィンランド)を6-4, 6-4のストレートで破り、今季開幕戦で優…

男子テニスの中国銀行・香港・テニスオープン(香港/香港、ハード、ATP250)は7日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・ルブレフが世界ランク69位のE・ルースブオリ(フィンランド)を6-4, 6-4のストレートで破り、今季開幕戦で優勝を飾ると共に通算15個目のツアータイトルを獲得した。
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昨年はアデレード国際の1と2(オーストラリア/アデレード、ハード、ともにATP250)でシーズンをスタートしていた26歳で世界ランク5位のルブレフは今回、香港を開幕戦に選択。今大会、上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク108位のL・ブロディ(イギリス)、準々決勝で第8シードのA・フィス(フランス)、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した同183位のシャン・ジュンチェン(中国)を下し決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、第1ゲームで鋭いショットからブレークチャンスを掴むもブレークには至らなかったルブレフ。それでも第7ゲーム、強烈なバックハンドウイナーを決め先にブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぐと3度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、互いに安定したサービスゲームを展開し終盤へ。迎えた第9ゲーム、ルブレフは左右に揺さぶる配球でルースブオリのミスを誘うとラブゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームを難なくキープし1時間17分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載し「最高の気分だよ。ここでの1週間はとても楽しかった。タイトルを獲得してシーズンをスタートできるなんてすばらしいよ。この街も大会も気に入ったし、いいテニスができたね」と語った。
「大会を通して良いレベルのテニスができた。そして決勝でも高いレベルのプレーができたと思う。全豪オープンに向けてさらに自信がついたよ」
なお、ルブレフは今後、14日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)への出場を予定している。