エアグルーヴの孫となるレッドアトレーヴ(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、月曜京都5Rの3歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。  レッドアトレーヴは父ロードカナロア、母ラストグルーヴ、母の父ディープインパクトの血統。全兄のレッドモン…

 エアグルーヴの孫となるレッドアトレーヴ(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、月曜京都5Rの3歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。

 レッドアトレーヴは父ロードカナロア、母ラストグルーヴ、母の父ディープインパクトの血統。全兄のレッドモンレーヴが昨年の京王杯SCの覇者なら、半兄のランフォザローゼスも重賞で2着3回の実力馬だ。そして祖母のエアグルーヴは96年のオークスと97年の天皇賞(秋)を制した名牝。キングカメハメハ系×エアグルーヴ系の配合からは、ドゥラメンテ、ルーラーシップ、ジュンライトボルトのGI馬を筆頭に、アンドヴァラナウトやグルーヴィットなど、多くの活躍馬が出ている。

 1週前には坂路で4F53秒5-1F12秒2の好時計をマーク。Wでの最終追いでもラスト1F11秒4を馬なりで刻むなど、さすが良血馬という動きを見せている。いきなりの関西遠征でどんなパフォーマンスを発揮するのか、大いに注目したい。