土曜に続いて日曜も、2場揃って芝ダートともに良となる。まずは中山から。昨年末のAコースからCコースに替わり、相当に時計が速くなっている。S〜Mペースで流れれば、先団インがウイニングポジション。中団より後ろの組は厳しく、特に外を回すと出番…

 土曜に続いて日曜も、2場揃って芝ダートともに良となる。まずは中山から。昨年末のAコースからCコースに替わり、相当に時計が速くなっている。S〜Mペースで流れれば、先団インがウイニングポジション。中団より後ろの組は厳しく、特に外を回すと出番がない。ダートは脚質不問。冬場にしては軽量馬も頑張っている。

 京都芝は時計が速いわけではないが、超が付く内枠有利馬場。土曜が1〜4番が全5鞍で勝利し、馬券に絡んだ15頭中11頭を占めた。これは昨年10月後半から11月にかけての2回京都がB→Cコースでの開催で、そこで使用されなかったAコース部分=内ラチから3mのコンディションが抜群にいいため。日曜もこの傾向は続く。ダートは前々で運んだ馬が有利で、平穏な決着が目立つ。

【注目馬】
中山11R・ラヴスコール…前走のアルテミスSは6着だが、展開を考慮すれば悪い内容ではなかった。初戦の走りを見る限り、このメンバーなら力上位。絶好最内枠から先団に付けられれば勝機はある。

京都10R・タガノペカ…前走は2年9カ月ぶりの芝で人気薄だったが、好位インから渋太く脚を使って2着。意外な芝適性を示した。絶好2番枠の今回、当時の走りを再現できれば勝ち負け必至だ。

京都11R・デシエルト…前走は1年1カ月ぶり、しかもハイペースを先行して、力を再確認させられる0秒1差4着だった。上積みが見込める今回、大外枠からスムーズに先行できそうなのもプラスだけに、押し切りを期待したい。