男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク71位のR・ヒジカタ(オーストラ…

男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク71位のR・ヒジカタ(オーストラリア)を6-1, 6-4のストレートで破り、開幕戦でベスト4進出を果たした。
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元世界ランク3位で32歳のディミトロフは昨年、ツアー優勝こそなかったものの2度の準優勝。11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では「ATPマスターズ1000」で約6年3ヵ月ぶり2度目の決勝進出を果たす活躍を見せシーズンを締めくくった。
この日の第1セット、少ないチャンスをものにしたディミトロフが開始から5ゲームを連取。サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームでは2度のブレークポイントを凌ぐと1度のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、勢いに乗るディミトロフは第1ゲームでいきなりブレークに成功。ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得する安定したプレーで1度もブレークポイントを与えず、1時間18分で勝利した。
勝利したディミトロフは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)と世界ランク55位のJ・トンプソン(オーストラリア)のどちらかと対戦する。