■サクラトゥジュール

重賞は3歳時のラジオNIKKEI賞が6着、昨年の東京新聞杯は14着、そして前走・関屋記念は6着と3戦全て掲示板外。

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ただ、前走は序盤から行きっぷりが悪く4角15番手と絶望的な位置から、最後は上がり最速タイとなる32秒8の脚を使った。2走前・メイSでは今回人気のエピファニーやマテンロウスカイを差し切りV。末脚が活かせれば、このメンバーなら通用する。

今回は久々の芝2000mとなるが、むしろ序盤の追走が楽になれば面白い。加えて逃げ馬不在のここは直線で横一線の追い比べが想像できる。ならば、メンバー屈指の末脚を持つ本馬が、まとめて差し切るイメージは持てる。7歳という年齢、後方脚質、距離延長からオッズの妙味も出るここは買いと見た。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。