第103回全国高校ラグビー大会は3日、東大阪市花園ラグビー場で準々決勝があり、大阪桐蔭(大阪第2)は流通経大柏(千葉)に19―13で勝って準決勝に進出した。東海大大阪仰星(大阪第3)は、春の選抜大会で優勝しているAシードの桐蔭学園(神奈川…
第103回全国高校ラグビー大会は3日、東大阪市花園ラグビー場で準々決勝があり、大阪桐蔭(大阪第2)は流通経大柏(千葉)に19―13で勝って準決勝に進出した。東海大大阪仰星(大阪第3)は、春の選抜大会で優勝しているAシードの桐蔭学園(神奈川)に敗れた。大阪桐蔭は5日の準決勝で桐蔭学園と対戦する。
大阪桐蔭は前半終了時点で7―13と流通経大柏にリードを許していた。後半2分、ラインアウトからのモールで押し込んだトライとゴールで逆転。29分にもモールからのトライで突き放した。
綾部正史監督は「(桐蔭学園は)選抜大会で大敗して目標にしてきたチーム、対戦できてうれしい。胸を借りる」と語った。
東海大大阪仰星は桐蔭学園に24―34で敗れた。前半2分にトライを許し、さらに失点を重ねた。後半は終了間際の連続トライなどで追い上げたが、前半の19点差が痛かった。
湯浅大智監督は「もったいないことをした。人生の一部をラグビーにかけたのかが問われている。もし3年生がここで満足しているようなら、この先のステージで頑張れることはない」と、あえて厳しく話した。(編集委員・中島隆)