第103回全国高校ラグビー大会は3日、東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝があり、佐賀県代表でAシードの佐賀工は、中部大春日丘(愛知)を31―16で下し、2000年度に準優勝して以来の4強入りを果たした。準決勝は、5日午後2時半から東福岡(…
第103回全国高校ラグビー大会は3日、東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝があり、佐賀県代表でAシードの佐賀工は、中部大春日丘(愛知)を31―16で下し、2000年度に準優勝して以来の4強入りを果たした。準決勝は、5日午後2時半から東福岡(福岡)と対戦する。
佐賀工は試合開始直後、SH井上達木選手が先制トライを決めるなど鋭い出足をみせたものの、中部大春日丘も強固なディフェンスで応戦。追加点をなかなか奪えない時間が経過するなか、前半最後のプレーで井上選手が距離のある難しい角度のペナルティーゴールを決め、17―6とリードを広げて前半を終えた。
後半も開始2分、LO古賀大輝選手がトライを決め、相手に流れを奪われない巧妙な攻撃をみせた。
粘り強い中部大春日丘に苦しみ、24―16にまで迫られた終了間際のロスタイム、WTB内田慎之甫選手がこの日2度目のトライで、試合を決めた。(野上隆生)