C.ルメール騎手がエコロブルーム(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)でシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)の4年ぶり3勝目を狙う。  ルメール騎手はこれまでシンザン記念に8回騎乗。12年のジェンティルドンナ、20年のサンクテュエールで2…

 C.ルメール騎手がエコロブルーム(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)でシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)の4年ぶり3勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまでシンザン記念に8回騎乗。12年のジェンティルドンナ、20年のサンクテュエールで2勝を挙げている。しかしながら、近2回は21年がククナで4着、22年はラスールで7着と、1番人気で馬券圏外に沈んでいる。ちなみに後にGIを7勝したジェンティルドンナは、このレースが最初で最後の騎乗だった。一方、名牝アーモンドアイは18年のシンザン記念を戸崎騎手で制しているが、全15戦の中で唯一、ルメール騎手が手綱をとらなかったレースとなっている。

 今年のパートナーはエコロブルームだ。前走の未勝利(東京芝1600m)を4馬身差で圧勝。スローペースとあって勝ち時計は水準レベルだったが、上がり3F33秒2の鋭い決め手が光った。半兄ラーゴムが21年きさらぎ賞の覇者なら、同じくスパイダーゴールドも現役のオープン馬だから、血統のポテンシャルも高い。ルメール騎手が継続騎乗するのも期待の表れだけに、好勝負を期待したい。