31日に開幕する男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)に出場予定の元世界ランク1位で現世界ランク42位のA・マレー(イギリス)が30日に記者会見に臨み、自身が再びツアーの準決勝や決勝でR・ナダル(ス…

31日に開幕する男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)に出場予定の元世界ランク1位で現世界ランク42位のA・マレー(イギリス)が30日に記者会見に臨み、自身が再びツアーの準決勝や決勝でR・ナダル(スペイン)、そしてN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する願いがあることを明かした。
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36歳のマレーは同い年のジョコビッチや1つ年上のナダルと約10年にわたりしのぎを削ってきた。実際ジョコビッチとは36度対戦しマレーの11勝25敗で、そのほとんどがツアー大会や四大大会の準々決勝以降に顔を合わせている。
また、ナダルとも24度対戦しマレーの7勝17敗。ナダルとの顔合わせも多くがツアーの準々決勝以降だが、ナダルとは2016年を最後に対戦すらしていない。
ブリスベン国際の会場でナダルと練習試合を行ったマレーは記者会見でナダル、そしてジョコビッチとの対戦に言及した。
「もちろん理想的なのは大きなトーナメントの後半で、彼らと再び対戦する機会が欲しいということだ。僕はいまその感覚を得ていないし、実際にその機会がなかった。正直に言うと、最後にいつプレイしたか思い出せないくらいだ。ノヴァーク(ジョコビッチ)の場合は、2017年とかだったと思う。ラファ(ナダル)の場合は…2016年に彼とプレーしたかどうかもわからないな」
「ということで、本当に久しぶりに打ったんだ。彼らと一緒に練習する機会があれば、今でも本当に楽しんでいる。それはいくつかの良い思い出を思い出させるね。でも、理想的には、最初のラウンドではなく、トーナメントの最後の方でそれを実現したいと思っているよ」
ブリスベン国際1回戦でマレーは第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と、ナダルは予選勝者と対戦する。マレーとナダルが相まみえるには3試合に勝利して準決勝で顔を合わせる必要がある。