大阪府東大阪市の花園ラグビー場で30日にあった第103回全国高校ラグビー大会の2回戦で、群馬代表の明和県央は、報徳学園(兵庫代表)に13―45で敗れた。 1回戦を快勝した明和県央だったが、この日は前回大会準優勝でBシードの報徳学園に押し込…
大阪府東大阪市の花園ラグビー場で30日にあった第103回全国高校ラグビー大会の2回戦で、群馬代表の明和県央は、報徳学園(兵庫代表)に13―45で敗れた。
1回戦を快勝した明和県央だったが、この日は前回大会準優勝でBシードの報徳学園に押し込まれ、前半16分までに三つのトライを許した。その後は同24分に星野瑛太選手(2年)がペナルティーゴールを決めて3点を返し、守備では中林勇希選手(3年)が相手のボールを奪う「ジャッカル」でトライを防ぐなど、3―21で前半を終えた。
後半開始直後にトライを許したが、同5分に星野選手が2本目のペナルティーゴールを決めた。報徳学園の多彩な攻めに苦しむ中で、同23分には、ゴール直前でのラックから最後は生方碧空(うぶかたそら)選手(3年)が押し込んで意地のトライ。16強進出はならなかったが、最後まで走り抜いた。(杉浦達朗)