第103回全国高校ラグビー大会は30日、東大阪市花園ラグビー場で2回戦があった。初出場の関大北陽(大阪第1)は、前回大会4強入りの天理(奈良)に惜敗したが、大阪桐蔭(大阪第2)、東海大大阪仰星(大阪第3)は勝って16強入り。3回戦は来年1…

 第103回全国高校ラグビー大会は30日、東大阪市花園ラグビー場で2回戦があった。初出場の関大北陽(大阪第1)は、前回大会4強入りの天理(奈良)に惜敗したが、大阪桐蔭(大阪第2)、東海大大阪仰星(大阪第3)は勝って16強入り。3回戦は来年1月1日にある。(編集委員・中島隆、西晃奈)

 関大北陽は、天理に15―27で敗れた。

 前半の入りは関大北陽のペース。あと一歩でのトライを逃した後の14分、TB福永航世選手(3年)からのボールを受けたTB鷹尾享選手(同)がトライし、リード。だが、天理の度重なるモールからのアタックに失点、逆転を許した。

 梶村真也監督は「生徒たちを誇りに思う。今後、初出場から一歩でも二歩でも前へ進む」と語った。

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 大阪桐蔭は着実に得点を重ね、鹿児島実に57―7で快勝した。

 立ち上がりに相手にトライを許したが、FW西野陽選手(3年)が前半で4トライ。後半もFW陣がランとキックを交えて敵陣に入り、軽快な攻撃をみせた。林田力主将(3年)も「FWが元気よく前にでてくれて助かった」と振り返った。

 3回戦は石見智翠館(島根)と対戦する。

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 東海大大阪仰星は、高川学園(山口)を86―0で圧倒した。

 前半2分にTB村岡龍空選手(3年)が先制トライ。その後もトライを重ねた。湯浅大智監督は「点数だけを見ると悪くないが、状況判断に甘いところがあった」と気を引き締めた。

 3回戦は報徳学園(兵庫)と対戦する。