第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンク ウインターカップ2023、朝日新聞社など特別協力)は28日、女子の決勝があり、京都精華学園(京都市左京区)が岐阜女子(岐阜)を63―59で下し、昨年に続き2度目の優勝を果たした。 …

 第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンク ウインターカップ2023、朝日新聞社など特別協力)は28日、女子の決勝があり、京都精華学園(京都市左京区)が岐阜女子(岐阜)を63―59で下し、昨年に続き2度目の優勝を果たした。

 京都精華学園は序盤から試合の主導権を握り、12点差を付けて前半を終えた。後半には1点差に詰め寄られる場面もあったが、粘り強いプレーで逃げ切った。

 同学園では、中学校の女子バスケ部員約30人が大型スクリーンで試合中継を見ながら応援。得点のたびに大きな歓声と拍手を送り、優勝が決まると抱き合って喜んだ。

 高校生とは普段から一緒に練習しており、副主将の松居ことほさん(3年)は「きつい練習を頑張っていた。さすがやなと思う」。石井日菜さん(3年)も「涙が出た。頑張る力をもらえた」と話した。

 中学バスケ部も来年1月の全国大会を控える。主将の吉田ひかりさん(3年)は「先輩たちのように日本一を勝ち取りたい」と意気込んだ。(関ゆみん)