プロアイスホッケーチームの「北海道ワイルズ」(北海道釧路市)は、来季のアジアリーグ参戦の条件で、12月末が期限だった新規加入申請を辞退すると明かした。今年以後の加入申請については未定としている。 ワイルズは、「ひがし北海道クレインズ」(釧…

 プロアイスホッケーチームの「北海道ワイルズ」(北海道釧路市)は、来季のアジアリーグ参戦の条件で、12月末が期限だった新規加入申請を辞退すると明かした。今年以後の加入申請については未定としている。

 ワイルズは、「ひがし北海道クレインズ」(釧路市)を離脱した選手らを受け入れて発足したチーム。6月に新規加入を申請したが、当時はクレインズが存続していたことや書類上の不備があり、リーグは申請を受理しなかった。11月末にクレインズの脱退が決定。再提出を準備していたが、チーム関係者によると、リーグ側との協議が不調なため、いったん見送る判断をしたという。

 岡本博司社長は取材に対し、「トップリーグ参戦を望むファンには大変申し訳ない。選手が活躍できる場を作れるよう、改めて準備をしたい」と話した。(古源盛一)