第103回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕し、奈良県代表の天理は早稲田実(東京第1)に14―7で勝ち1回戦を突破した。2回戦は30日午前10時45分から、Bシード校の関大北陽(大阪第1)と対戦する。 1回戦屈指の好…

 第103回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕し、奈良県代表の天理は早稲田実(東京第1)に14―7で勝ち1回戦を突破した。2回戦は30日午前10時45分から、Bシード校の関大北陽(大阪第1)と対戦する。

 1回戦屈指の好カードとして注目された一戦。天理は前半9分、相手陣内のゴールライン付近でのラインアウトからモールで押し、最後はFL清水将太郎選手(2年)が飛び込んでトライ。15分にWTB松原久善選手(3年)が追加のトライを決め、14―0で前半を折り返した。

 後半は開始早々にトライを許し、早稲田実の攻撃が続く苦しい展開となったが、2度ゴールラインを割られながらもボールを地面につけさせず、ピンチをしのぎきった。(上田真美)