20年の朝日杯フューチュリティステークス覇者グレナディアガーズ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)が27日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発…

 20年の朝日杯フューチュリティステークス覇者グレナディアガーズ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)が27日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

 グレナディアガーズは父Frankel、母ウェイヴェルアベニュー、母の父Harlingtonという血統。母は15年のBCフィリー&メアスプリント覇者である。

 20年7月、新潟競馬場での2歳新馬戦でデビューし、11月阪神競馬場での未勝利戦を制して勝ち上がり。続く朝日杯FSでは7番人気の伏兵評価を覆してGI初制覇を果たした。

 翌年はNHKマイルCに参戦し3着となり、年末の阪神Cでは重賞2勝目。22年には初の海外遠征でプラチナジュビリーS(英G1)に参戦した。今年はGIでは高松宮記念に出走し、その後には右前第3手根骨骨折が判明。秋のスワンSで戦列復帰を果たし、ラストランは2着となった今月23日の阪神Cだった。通算成績は16戦3勝。

(JRAのホームページより)