(27日、全国高校ラグビー大会1回戦 高松北48―3倉吉東) チームが組める15人ぴったりで臨んだ高松北が、15回目の出場で花園初勝利を挙げた。前半3分、主将の普門晃輔(3年)が中央のラックから持ち出して先制トライ。その3分後にも中一晟(…
(27日、全国高校ラグビー大会1回戦 高松北48―3倉吉東)
チームが組める15人ぴったりで臨んだ高松北が、15回目の出場で花園初勝利を挙げた。前半3分、主将の普門晃輔(3年)が中央のラックから持ち出して先制トライ。その3分後にも中一晟(1年)がトライを決め、主導権を握った。
だが、前半12分に元野球部の三浦駿佑(3年)が負傷退場。残り40分あまりを1人少ない状態で戦った。
窮地に「1人が2人分、3人分の働きをしよう」と声をかけた主将。後半も2トライでチームを引っ張った。
普門は「(連合ではなく)高松北として勝てた。うれしい」と笑顔。高木智監督も「生徒たちは本当にすごい」と手放しでたたえた。
■高松北、30日の2回戦を棄権
第103回全国高校ラグビー大会実行委員会は27日、選手負傷で登録選手が15人に満たなくなる高松北が、全国高体連ラグビー専門部の申し合わせ事項により大会を棄権したと発表した。同日の1回戦で倉吉東に48―3で勝利したが、選手1人が負傷退場していた。30日の2回戦で対戦予定だった中部大春日丘(愛知)は不戦勝となる。