21年のスプリンターズステークス覇者ピクシーナイト(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が27日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。…

 21年のスプリンターズステークス覇者ピクシーナイト(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が27日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

 ピクシーナイトは父モーリス、母ピクシーホロウ、母の父キングヘイローという血統。半弟には22年のラジオNIKKEI賞を制したフェーングロッテンがいる。

 20年9月、中京競馬場での2歳新馬戦でデビュー勝ち。明け3歳でシンザン記念に参戦し、重賞初制覇を果たした。同年夏からはマイルからスプリントに路線変更してCBC賞、セントウルSと続けて2着。2度目のGIとなったスプリンターズSでは2着のレシステンシアに2馬身差つけてビッグタイトルを獲得した。

 同年の香港スプリントで落馬事故に巻き込まれて転倒し骨折。その後今年の高松宮記念で1年4カ月ぶりにレース復帰を果たした。ラストランは今月23日の阪神C。通算成績は14戦3勝。

(JRAのホームページより)