第76回全国高校バスケットボール選手権大会(朝日新聞社など特別協力)は26日、東京体育館で女子の準々決勝があり、千葉代表の千葉経大付(千葉市稲毛区)は昨年準優勝の札幌山の手(北海道)に54―95で敗れ、4強を逃した。 昨年も8強で対戦し、…

 第76回全国高校バスケットボール選手権大会(朝日新聞社など特別協力)は26日、東京体育館で女子の準々決勝があり、千葉代表の千葉経大付(千葉市稲毛区)は昨年準優勝の札幌山の手(北海道)に54―95で敗れ、4強を逃した。

 昨年も8強で対戦し、敗退した相手だった。序盤はドリブルでゴール下に切り込み、ファウルを誘って得たフリースローなどで食らいついた。だが、3点シュートを決めた本数が相手の16本に対して2本にとどまり、点差を縮められなかった。

 今大会でチーム最多の95得点を挙げ、2試合連続で30得点の角陽菜多主将(3年)は「4強の壁は大きいと感じた。最後、チームを勝たせられなかったのが悔しい」と涙を流した。池端直樹監督は「角が2人で守られる中でも、いつも通りやれていた」とねぎらった。(杉江隼)