バスケットボールの第76回全国高校選手権(ソフトバンク ウインターカップ2023、朝日新聞社など特別協力)第3日は25日、東京体育館であり、岐阜県代表は女子3回戦で岐阜女子が59―52で日本航空(山梨)に、男子2回戦で美濃加茂は88―75…

 バスケットボールの第76回全国高校選手権(ソフトバンク ウインターカップ2023、朝日新聞社など特別協力)第3日は25日、東京体育館であり、岐阜県代表は女子3回戦で岐阜女子が59―52で日本航空(山梨)に、男子2回戦で美濃加茂は88―75で正智深谷(埼玉)に勝った。26日は女子準々決勝で岐阜女子が桜花学園(愛知)、男子3回戦で美濃加茂は育英(兵庫)と戦う。

 美濃加茂は、ポイントガードを務める2年生2人が躍動した。まずは、後藤宙選手の堅守。1回戦で33得点した相手の中心選手を厳しくマークし、第1クオーターに得点を許さなかった。序盤に相手の攻撃リズムを崩すと、深見響敏選手とともに攻撃の起点となり、試合の主導権を握った。

 ベンチ入り15選手のうち10人が1、2年生という若いチーム。1回戦は緊張から硬さもあったが、この日は動きが良くなった。後藤選手は「雰囲気にも慣れた。ディフェンスをするのが好きで、相手が強ければ強いほど燃える」。深見選手も「初戦よりリラックスして、持ち味の速攻を出せた」。

 林龍幸監督は、「連続してミスをすることもなくなってきたね」と笑顔。3回戦を突破すれば、過去最高の成績となる。(上山浩也)