【プレミアリーグ】ウルブス 2-1 チェルシー(日本時間12月24日/モリニュー・スタジアム) 英プレミアリーグ『モリニュー・スタジアム』を黄色と青のサンタが埋め尽くした。史上2回目、28年ぶりの”クリスマスイブ決戦”には多くのサポーターが…
【プレミアリーグ】ウルブス 2-1 チェルシー(日本時間12月24日/モリニュー・スタジアム)
英プレミアリーグ『モリニュー・スタジアム』を黄色と青のサンタが埋め尽くした。史上2回目、28年ぶりの”クリスマスイブ決戦”には多くのサポーターが反対したと報じられたが、蓋を開ければ両チームのサポーターがそれぞれのクラブカラーの帽子を身にまといノリノリで応援していた。
解説を務めた粕谷秀樹氏が「クリスマスは、欧米の方は基本的にご家族と過ごす時間。特別な時間でもある。スタジアムに足を運んでいますが、本音はお家でお酒飲みたかったんじゃないでしょうか」と伝えたように、本来はクリスマスイブにプレミアリーグの試合が開催されることはない。今節ウルブス対チェルシーは実に28年ぶりのクリスマスイブ開催の試合となった。
実況を務めた小林惇希氏も「1995年以来28年ぶりにクリスマスイブ開催。両サポーターは日程発表から猛反対。チェルシーのサポーター(から)はクリスマスイブの開催について、“誰も頼んでいない望ましくないプレゼントだ”と批判の声も出ていました」と、サポーターたちからの反対が一定数あったと伝えた。
そうしたなか、キックオフ前にスタンドの様子が映し出されると、ホームのウルブスのサポーターはクラブカラーの黄色、アウェイのチェルシーのサポーターはクラブカラーの青の帽子を被り、サンタコスプレをしながらノリノリで各チームを応援していた。
これには視聴者も「青い帽子かわいいなw」「青サンタ」「楽しんでるな」「いい帽子だねw」と反応。滅多に見ることができないクリスマスイブ決戦を楽しむ現地のサポーターを見てほっこりしていた。
せっかくのクリスマスイブにアウェイのスタジアムまで駆けつけたチェルシーファンからすれば、勝利という最高のクリスマスプレゼントが欲しかっただろうが、結果は1-2で敗戦。それだけでなく、中心選手であるコール・パーマーが不用意なプレーでイエローカードを貰い、次節の出場停止が決定した。試合前に伝えられたチェルシーサポーターの「誰も頼んでいない望ましくないプレゼント」が現実になってしまった。
(ABEMA/プレミアリーグ)