冬季の高校生スポーツの全国大会が各地で開かれている。24日は駅伝やバスケットボールで、県勢が積み上げてきた練習の成果を発揮して健闘。全力を尽くす選手らに惜しみない声援が送られた。  第76回全国高校バスケットボール選手権「ソフトバンク ウ…

 冬季の高校生スポーツの全国大会が各地で開かれている。24日は駅伝やバスケットボールで、県勢が積み上げてきた練習の成果を発揮して健闘。全力を尽くす選手らに惜しみない声援が送られた。

 第76回全国高校バスケットボール選手権「ソフトバンク ウインターカップ2023」(朝日新聞社など特別協力)が24日、東京都内であり、男子1回戦に登場した山梨県代表の自然学園と青洲はいずれも敗れた。女子の日本航空は3回戦に勝ち進んだ。

 自然学園は東海大諏訪(長野)に序盤から攻められ、68―151で敗退。青洲は四日市メリノール学院(三重)に61―74で競り負けた。

 女子の日本航空は、2回戦で滋賀短大付と対戦。後半追い上げられたが、ソエタン・オニカンソラ・シャデ選手が34得点と活躍し、89―65で逃げ切った。

 25日は女子は3回戦で日本航空が岐阜女子と対戦。男子は2回戦で日本航空が高岡第一(富山)と対戦する。

 京都市で24日に開かれた全国高校駅伝競走大会で、県代表として男女ともに出場した山梨学院は、女子が38位(1時間12分31秒)、男子が21位(2時間7分42秒)だった。

 女子はマラソンの半分の距離となる5区間21.0975キロ、男子は7区間42・195キロで競った。

 山梨学院の女子は、2区の1年生シャロン・ムワンティ選手が区間5位のタイムで16人を抜き去った。

 男子は3区の1年生フェリックス・ムティアニ選手の区間9位、9人抜きの快走で順位を上げ、後続も粘りの走りを見せた。