来年の元日に群馬県で開かれる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に、ひらまつ病院(佐賀県小城市)が3年ぶりに出場する。新加入の選手たちで勢いづけ、15位を目標にタスキをつなぐ。 ひらまつ病院は2018年に初めてニューイヤー駅伝に出場。…

 来年の元日に群馬県で開かれる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に、ひらまつ病院(佐賀県小城市)が3年ぶりに出場する。新加入の選手たちで勢いづけ、15位を目標にタスキをつなぐ。

 ひらまつ病院は2018年に初めてニューイヤー駅伝に出場。21年まで4年連続で出て、結果は31~37位だった。今年11月の九州実業団毎日駅伝でニューイヤーへの切符をつかんだ。

 中島泰伸監督や主将の上田結也選手ら14人は22日、山口祥義知事と面会し、出場を報告。中島監督は「チーム状態は上向き」と述べ、上田選手は「15位、最低でも20位以内」と知事に目標を伝えた。

 今年加入し1区を走る予定の永戸聖選手は、日立物流在籍中の22年に同じ1区で5位の実績がある。取材に対し、中島監督は「駅伝は流れが一番大事。2区にどうやって永戸が渡すかが一番のポイント」と話した。

 2、3区は、同じく新加入の「二枚看板」を予定している。2区は、順天堂大時代に箱根駅伝4区で区間賞を取った栃木渡選手。11月の九州実業団毎日駅伝でも区間賞の走りを見せた。3区は、城西大時代に全日本大学駅伝で2年連続で区間賞だった荻久保寛也選手につなぐ。

 最終の7区を予定している上田選手は「どんな位置でもらっても、しっかりゴールまでたすきを運び、一個でも前に上げるつもりで走りたい」と意気込んだ。(岡田将平)