第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ2023、日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)は24日、東京体育館で女子2回戦があり、昨年準優勝の札幌山の手が初戦で日本航空石川に86―69で勝利し…

 第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ2023、日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)は24日、東京体育館で女子2回戦があり、昨年準優勝の札幌山の手が初戦で日本航空石川に86―69で勝利した。札幌山の手は25日、足羽(福井)と対戦する。

 身長で劣る札幌山の手は持ち前の速さと3点シュートで快勝した。相手は身長185センチの外国人留学生がゴール下を堅守する布陣。札幌山の手は先発5人のうち最高身長は大山瑚南菜選手の176センチ。力勝負は挑まず、外角での速いパス回しと3点シュートで対抗した。3点シュートの成功率は28・6%と決して高くはないが、パス回しでマークが外れた選手はひるまず即座に打った。3点シュートは相手の12得点に対して、札幌山の手は30得点。身長差をはねのけた。(佐々木洋輔)