第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ、日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)が23日、東京で開幕した。女子は、18年連続25回目出場の和歌山信愛が一関学院(岩手)に56―38で勝利。男子は、3年連続…

 第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ、日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)が23日、東京で開幕した。女子は、18年連続25回目出場の和歌山信愛が一関学院(岩手)に56―38で勝利。男子は、3年連続3回目出場の和歌山南陵が成立学園(東京)に77―65で勝利した。

 和歌山信愛は、第1Q開始5分過ぎまで両者譲らない攻防が続いたが、その後は徐々に点差を広げて快勝した。宮本浩次コーチは「立ち上がりは動きが硬かったが、けがから復帰した栗林(小晴)がディフェンスでよく動いてくれた。選手たちは機動力をいかして頑張った。次は全員で守り、速攻につなげたい」。

 和歌山南陵は、この大会初勝利をつかんだ。前半を39―35と僅差(きんさ)のリードで折り返したが、最後は12点差をつけて突き放した。留学生のアリュウ・イドリス・アブバカ選手は35得点をあげる活躍を見せた。(松永和彦)