第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ2023、日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)が23日、東京体育館などで開幕した。女子は日本航空北海道(千歳市)が、下妻第一(茨城)に69―73…

 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ2023、日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)が23日、東京体育館などで開幕した。女子は日本航空北海道(千歳市)が、下妻第一(茨城)に69―73で惜敗。男子は駒大苫小牧が広島皆実に72―81で、東海大札幌は明徳義塾(高知)に80―87で、いずれも1回戦で敗れた。24日は昨年女子準優勝の札幌山の手が2回戦から登場し、日本航空石川と対戦する。

 1年生15人で挑んだ日本航空北海道は経験の差が出た。試合は序盤の失点が響き追いかける展開。最終第4クオーターで攻守の切り替えのテンポを上げると、残り時間5分27秒で1点差まで追い上げた。しかし、再三の逆転機を決めきれず、最後は相手に不用意なファウルを与えてしまった。

 今春創部し3カ月で全国高校総体16強に進出。ウインターカップの切符もつかんだ。今大会、目標の8強には届かなかったが、来季以降の成長に期待が持てる粘りは見せた。(佐々木洋輔)