全日本ゲートボール選手権大会(10月、栃木県)で優勝した青森県十和田市の十和田西チームの選手たちが21日、県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に成績を報告した。 訪問したのは、18歳の大学生から40歳の会社員までの男女5人。普段は十和田市を拠点に、…

 全日本ゲートボール選手権大会(10月、栃木県)で優勝した青森県十和田市の十和田西チームの選手たちが21日、県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に成績を報告した。

 訪問したのは、18歳の大学生から40歳の会社員までの男女5人。普段は十和田市を拠点に、青森市や弘前市などからも選手が集まり、練習に励んでいる。

 大会の決勝では、強豪の鹿児島県チームに逆転勝ちし、県勢として初の頂点に立った。

 優勝を決めたのは、木村光子さん(40)の「スーパーショット」だった。2点差を追う最後の攻撃。最初の1打で第2ゲートを通過し、まず1点差に迫った。

 引き続いての1打で当てた味方ボールが、相手ボールをはじき、同点に。さらに、味方ボールは第3ゲートを通過し、一挙に逆転に成功した。

 木村さんは「冬場は練習場が限られるハンディがありますが、チームワークで勝つことができました。優勝を機に、県内の競技人口が増えたらうれしいです」と笑顔で答えた。

 主将の東亮太さん(30)は「2連覇をめざしながら、ゲートボールの普及や交流活動にも取り組みたい」と話していた。(渡部耕平)