武豊騎手がドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)で有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)の6年ぶり4勝目を狙う。  武豊騎手はこれまで有馬記念に32回騎乗。90年のオグリキャップ、06年のディープインパクト、17年のキタサンブラックで…

 武豊騎手がドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)で有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)の6年ぶり4勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまで有馬記念に32回騎乗。90年のオグリキャップ、06年のディープインパクト、17年のキタサンブラックで3勝を挙げているが、いずれも名馬のラストランという共通項があった。また、2着は8回もあって、連対率は34%を誇る。

 今年のパートナーはドウデュースだ。言わずと知れた昨年の日本ダービー馬。昨秋のフランス遠征を行い、今年2月に京都記念を制覇している。天皇賞(秋)はレース当日に武豊騎手が負傷して乗り替わるアクシデントのため、鞍上は戸崎圭太騎手に。前走のジャパンCでは復調を感じさせる4着で、調子を上げているといえるだろう。

 先週から戦線復帰した武豊騎手は、有馬記念で久しぶりにドウデュースの手綱をとる。怪我明けながら、朝日杯FSでは豪快な追込でエコロヴァルツを2着に導いた。有馬記念でもさすがレジェンドという手綱捌き、そしてさすが日本ダービー馬という走りを見せてほしい。