ボートレースはスタートの一瞬で終わり。なんて事を言われたりもするが、レースは最後まで何が起こるかわからない。 特に住之江は2マーク側にうねりが残りやすく、頻繁に逆転するケースが見られる。トップレーサーでも住之江2マークは難しいと嘆く程、特徴…

ボートレースはスタートの一瞬で終わり。なんて事を言われたりもするが、レースは最後まで何が起こるかわからない。

特に住之江は2マーク側にうねりが残りやすく、頻繁に逆転するケースが見られる。トップレーサーでも住之江2マークは難しいと嘆く程、特徴的な水面だ。スタートも大事だが、2マークを注目して欲しい。

◆1コース舟券絡み「84%越え」 グランプリ開幕荒れ模様も「イン優勢」変わらず

グランプリは一次予選のトライアル1stが終了。1stを勝ち上がった選手は、中島孝平、桐生順平、濱野谷憲吾、平本真之、今垣光太郎、片岡雅裕の6名。

そして、21日からは年間獲得賞金ランキング上位6名のトライアル2nd組(シード組)が参戦。2nd組は一次予選シードに加え、好モーター、好ボートのアドバンテージが適用されているだけに圧倒的有利な状態で出走することができる。

当然、賞金ランキング1位で1号艇の峰竜太が有力視されているものの、推したいのは茅原悠紀だ。今回は茅原推しの理由を話していく。

■記念合計11優出 2コース1着率は「50%」

注目はSGタイトルを獲らずしての賞金ランキング第3位の茅原。茅原は記念タイトル2回、G2以下は4回の優勝。ただ、優出回数は1位の峰と同じく19回と負けていない。

更に優出したレースというのがSG・5回、G1・6回と他の選手よりも飛びぬけている。年間通じてハイレベルで安定した成績を残してきた証拠だろう。

グランプリ前にボートレース児島で行われた壮行会では、昨年からこの日(グランプリ)の為に照準を合わせ準備をしてきたと語っている。

直近6か月の1着率を見てみると、2コースが50%と圧倒的で3コースも45.5%でトップ。トライアル2nd1走目は2号艇で出場するため2コースが濃厚。

このチャンスを活かせれば、優勝戦進出だけではなく有利な内枠をゲットできる可能性もあるため茅原の走りに注目したい。

▶賞金ランキング1位 峰竜太 獲得賞金額1億5018万5200円 優勝回数9回(SG・1、G1・2、G2以下・6)優出回数19回

<79号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月20日 勝率6.29 1着率20.3% 2連率41.8% 3連率68.6% 優出5回 優勝2回

▶賞金ランキング2位 馬場貴也 獲得賞金額1億4965万3000円 優勝回数7回(SG・1、G1・2、G2以下・4)優出回数14回

<58号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月20日 勝率5.76 1着率20.9% 2連率41.2% 3連率56.2% 優出4回 優勝0回

▶賞金ランキング3位 茅原悠紀 獲得賞金額1億2809万1000円 優勝回数6回(SG・0、G1・2、G2以下・4)優出回数19回

<66号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月20日 勝率5.98 1着率21.4% 2連率43.5% 3連率62.1% 優出5回 優勝2回

▶賞金ランキング4位 磯部誠 獲得賞金額1億1234万5680円 優勝回数2回(SG・1、G1・1、G2以下・0)優出回数8回

<16号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月20日 勝率6.76 1着率27.3% 2連率53.3% 3連率72.1% 優出4回 優勝1回

▶賞金ランキング5位 池田浩二 獲得賞金額1億1156万9346円 優勝回数4回(SG・0、G1・0、G2以下・4)優出回数21回

<53号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月20日 勝率6.21 1着率23.8% 2連率46.3% 3連率64% 優出3回 優勝2回

▶賞金ランキング6位 石野貴之 獲得賞金額1億914万5000円 優勝回数3回(SG・1、G1・0、G2以下・2)優出回数8回

<88号機DATA>※2023年3月19日~2023年12月20日 勝率6.04 1着率21.3% 2連率43.4% 3連率61.2% 優出5回 優勝2回

その他、グランプリや一般戦の狙い目レース、通称「目玉レース」の展開解説はyoutubeの荒波競艇chでも解説しています。

◆峰竜太“24場”制覇へ 過去5年「魔の蒲郡」成績

◆1コース毒島誠で「1ー3」の法則崩れ、椎名豊は得意の3コース

◆舟足底上げ“3つ”のモーター 気配上昇の宮地元輝「24号機」 SGオールスター

著者プロフィール

バッシー●ボートレースライター パチスロモンキーターンで「競艇」を知り気が付けばボート歴は10年超え。ボートが好きすぎて某専門誌でアルバイト経験も。ほぼ毎日ボートレースを見て展開予想する人。よく行くレース場は平和島。