12月28日(木)に中山競馬場、芝2000mで行われるホープフルS。抽選対象となる収得賞金400万の馬が14頭いるが、そのうちの1頭がインザモーメント(栗東・田中克典厩舎)。今朝21日はレースで騎乗予定の佐々木大輔騎手が栗東へ駆け付けて…

 12月28日(木)に中山競馬場、芝2000mで行われるホープフルS。抽選対象となる収得賞金400万の馬が14頭いるが、そのうちの1頭がインザモーメント(栗東・田中克典厩舎)。今朝21日はレースで騎乗予定の佐々木大輔騎手が栗東へ駆け付けての追い切りを行っている。

 CWでキョウエイゲイルを追走する形。栗東での調教騎乗経験の少ない佐々木騎手に田中克典調教師が丁寧にレクチャーしていたが、馬場入りしてから2コーナーへ向かう様子は事前の打ち合わせ通りだった。

 6F標識を過ぎたところでの先頭との差は3馬身くらい。3コーナーを過ぎたあたりで1馬身ほど差を詰めていき、コーナーを抜けていく。4コーナーから最後の直線に向く手前で再び1馬身ほど差が詰まって、ラスト1F標識手前では馬体を並べて頭ひとつ前に出ているような感じ。

 ゴール前は相手にも余力はあったが、手応えはこちらの方が優勢。時計は6F83.1〜5F67.6〜4F52.3〜3F37.2〜2F23.1〜1F11.3秒。きれいな加速ラップを踏むことができており、パーフェクトな内容。追い切り後は厩舎のルーティンでもある、Eコースを歩かせてのクールダウンで万事順調に追い切りを終えている。

(取材・文:井内利彰)