バレーボール・Vリーグ1部(V1)男子の「サントリーサンバーズ」が、クラブチーム世界一を決める大会で銅メダルを獲得し、18日にホームタウンの大阪府箕面市から表彰された。 サンバーズは12月にインドで行われた「FIVB世界クラブ男子選手権大…

 バレーボール・Vリーグ1部(V1)男子の「サントリーサンバーズ」が、クラブチーム世界一を決める大会で銅メダルを獲得し、18日にホームタウンの大阪府箕面市から表彰された。

 サンバーズは12月にインドで行われた「FIVB世界クラブ男子選手権大会2023」にアジア代表として出場した。準決勝で敗れたが、3位決定戦でトルコのクラブに3―2で勝利。メダル獲得は男女を通じて日本勢初という。

 この日、サンバーズの栗原圭介GM、山村宏太監督、大宅真樹主将、小野寺太志選手、デ・アルマス アライン選手が市役所を訪れた。上島一彦市長が表彰し、「おめでとうございます。皆さんの存在は箕面の誇りであり、子どもたちの目標です」とたたえた。

 山村監督は「世界3位という結果はバレー界にとって大きい。箕面に世界に通じるチームがあることを示せた」と話した。大宅主将は「重圧の中で最後に勝ててホッとした。バレーは日本代表だけではないというところを見せたかった」と語った。

 市とサンバーズは21年に包括連携協定を締結し、ふるさと納税の返礼品として選手との交流を企画するなどしている。(田中祐也)