16日に中山競馬場での引退式を終えたイクイノックスが18日午前、北海道安平町の社台スタリオンステーションに到着した。2024年から同スタリオンステーションで種牡馬生活に入る。  ロンジン社のワールドベストレースホースランキング1位。世界…

 16日に中山競馬場での引退式を終えたイクイノックスが18日午前、北海道安平町の社台スタリオンステーションに到着した。2024年から同スタリオンステーションで種牡馬生活に入る。

 ロンジン社のワールドベストレースホースランキング1位。世界最強馬のスタッドインには現役時代に苦楽をともにしていた木村哲也調教師や生産者ノーザンファームの関係者も駆けつけて名馬の新しい門出を祝った。

 発表された種付け料は2000万円だった、それでもすぐに「満口」という人気ぶり。報道陣のリクエストに応えるような写真撮影を終えると、父キタサンブラックと向かい合わせの馬房で長旅の疲れを癒した。

 社台スタリオンステーションの徳武英介場長は「立ち振る舞いに王者の貫禄を感じました。もう間もなく種付けシーズンがスタートするのでしっかり準備したい」と意気込みを語った。