12月17日付けで競走馬登録を抹消されたユニコーンライオンが北海道新ひだか町のアロースタッドに到着した。24年シーズンから種牡馬生活に入る。  通算成績は32戦6勝(海外1戦含む)。500キロを優に超える大きな馬体から繰り出される逃げ、…

 12月17日付けで競走馬登録を抹消されたユニコーンライオンが北海道新ひだか町のアロースタッドに到着した。24年シーズンから種牡馬生活に入る。

 通算成績は32戦6勝(海外1戦含む)。500キロを優に超える大きな馬体から繰り出される逃げ、先行力を武器に21年鳴尾記念、22年福島記念に勝ったほか21年宝塚記念2着。遠征した豪州のクイーンエリザベスS5着と活躍したが、12月9日の中日新聞杯がラストランとなった。

 事務局の(株)ジェイエスでは「半兄にモルニ賞優勝馬がいて、貴重なスキャットダディの血を伝えるノーネイネヴァー直仔。スピードは競走生活の中で証明しており、2歳戦からの活躍が期待できる血統。今の馬産地に求められる種牡馬だと思います」と無事の到着に胸をなでおろしている。種付け料は受胎条件30万円、出生条件50万円と発表されている。