2021年の鳴尾記念、22年の福島記念を制したユニコーンライオン(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)が17日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。 …

 2021年の鳴尾記念、22年の福島記念を制したユニコーンライオン(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)が17日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。

 ユニコーンライオンは父No Nay Never、母Muravka、その父High Chaparralという血統のアイルランド産馬。19年1月にデビューし、21年には3勝クラスからの連勝で鳴尾記念を制覇。続く宝塚記念でも逃げて2着と好走した。

 その後は脚部不安で長期休養に入り、復帰4戦目の福島記念を制覇。23年には豪州のクイーンエリザベスSに挑戦し5着に入った。通算成績は32戦6勝(うち重賞2勝)。