12月24日に中山競馬場で行われる第68回有馬記念(GI、芝2500m)のデータを紹介する。 今年は、ジャパンC3着から今秋2戦目のスターズオンアース、有馬記念がラストランとなるタイトルホルダー、菊花賞から臨む3歳勢にダービー馬タスティエー…

12月24日に中山競馬場で行われる第68回有馬記念(GI、芝2500m)のデータを紹介する。

今年は、ジャパンC3着から今秋2戦目のスターズオンアース、有馬記念がラストランとなるタイトルホルダー、菊花賞から臨む3歳勢にダービー馬タスティエーラと皐月賞馬ソールオリエンス、天皇賞・秋2着のジャスティンパレスら、豪華メンバーが暮れの中山に集結。

ここでは過去10年のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■秋天組3年連続勝ち馬輩出中

過去10年、天皇賞・秋組が最多3勝で勝率16.7%をマーク。2020年クロノジェネシス、21年エフフォーリア、22年イクイノックスと3年連続で勝利している。同組は3、4歳馬なら【3.2.0.1】で好調だが、5歳以上になると【0.0.1.11】と狙いにくくなる。ジャスティンパレスは好データに該当。昨年のリベンジも可能か。

・天皇賞秋【3.2.1.12】 ・ジャパンC【2.2.4.44】 ・菊花賞【2.2.2.7】 ・凱旋門賞【1.1.2.5】 ・AR共和国杯【1.0.0.6】 ・コックスプレート【1.0.0.0】 ・エリザベス女王杯【0.2.1.21】 ・金鯱賞【0.1.0.12】

次点はジャパンC組。出走が多いものの、取捨は簡単。前走5着以内かつ5番人気以内であれば【2.2.3.9】勝率12.5%、複勝率43.8%となる。スターズオンアース、タイトルホルダー、ドウデュースにチャンスありだ。

勝率15.4%、複勝率46.2%と好成績を収めるのが菊花賞組。菊花賞の最先着馬は【2.2.2.1】勝率28.6%、複勝率85.7%を記録する。また回収値も単164、複270とベタ買いでいい。3歳2頭からはタスティエーラを上位にとりたい。

凱旋門賞組も複勝率44.4%で安定感を示す。このうち、4歳馬【0.1.0.3】に対して5歳馬が【1.0.2.2】複勝率60.0%と、心身ともにドッシリした年長馬が優勢だ。凱旋門賞は良馬場のベストコンディションで挑み4着に健闘したスルーセブンシーズは軽視禁物だろう。

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SPREAD編集部