コーン・フェリーツアーのQスクール(最終予選会)は14日(日本時間15日)、TPCソーグラス・ダイズバレーコース(6850ヤード、パー70)、ソーグラスカントリークラブ(7054ヤード、パー70)で行われた第1ラウンドが終了した。来季の米ツ…

  1. コーン・フェリーツアーのQスクール(最終予選会)は14日(日本時間15日)、TPCソーグラス・ダイズバレーコース(6850ヤード、パー70)、ソーグラスカントリークラブ(7054ヤード、パー70)で行われた第1ラウンドが終了した。

来季の米ツアー出場権をかけ今大会に臨んでいる中島啓太は、ダイズバレーCを回り、3バーディ、2ボギーの通算1アンダー、20位タイでホールアウト。まずまずのスタートを切った中島だが、第2ラウンドはスコアが伸びないソーグラスCCが舞台。2日目のスコアが最終結果に大きく影響しそうだ。

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■第2ラウンドでの活躍がカギを握る

中島が初日にプレーしたダイズバレーCには、初日84名の選手がラウンド。そのうちアンダーパーで回ったのは24名。一方でソーグラスCCをアンダーで回ったのは81名中わずか7名と、ダイズバレーCの方がスコアを伸ばしやすかった。各コースの平均ストロークを見ると、ダイズバレーCは70.980なのに対し、ソーグラスCCは73.080とその差は2.1ストロークもある。

気象状況などによって難易度は左右されるが、現状ではソーグラスCCの方がタフということで間違いないだろう。

この状況を考えると中島の1アンダーは、トップ5に入るためにはやや出遅れという感じも否めない。中島がこれ以上遅れを取らないためには、第2ラウンドのソーグラスCCで4、5つほどスコアを伸ばし、最低でも10位以内で終えることが必要となりそうだ。

中島の日本での活躍を見ると、第3ラウンド以降に猛チャージを仕掛けることが多い。とくに第2ラウンド終了時点で10位以内だった場合は、3勝、トップ5入り10回、10位以下1回と、ほぼ優勝争いをしていた。

逆に第2ラウンドで11位以下でトップ5入りしたのは、わずか2回のみ。中島でも前半で出遅れると巻き返しのは厳しいことがうかがえる。

第2ラウンドは各選手苦戦しているソーグラスCC。ここで猛チャージを仕掛けることが来季の米ツアー出場に影響しそうだ。

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)