冬季に開催される高校スポーツの全国大会に、三重県四日市市内の多くの高校が出場する。同市役所で激励する会があり、選手たちが健闘を誓った。 8日の激励会に出席したのは、全国高校ラグビー大会に12年連続14回目の出場をする朝明の山川雄摩さん(3…

 冬季に開催される高校スポーツの全国大会に、三重県四日市市内の多くの高校が出場する。同市役所で激励する会があり、選手たちが健闘を誓った。

 8日の激励会に出席したのは、全国高校ラグビー大会に12年連続14回目の出場をする朝明の山川雄摩さん(3年)、全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンクウインターカップ2023=朝日新聞社など特別協力)に3年連続3回目の出場を果たした四日市メリノール学院女子チームの志摩香奈子さん(3年)と2年連続2回目の男子チームの岩瀬宙(そら)さん(3年)。全国高校弓道選抜大会に出場する同校の小杉陽香さん(2年)。

 全国高校サッカー選手権大会に出場する四日市中央工からはコーチの下田祐輔教諭が参加した。

 山川さんは「花園で2回勝ってベスト16が目標」、志摩さんは「ベスト8をめざしてチーム一丸でがんばりたい」、岩瀬さんは「全国大会の初勝利をめざす」、小杉さんは「個人としての出場で、全力でがんばる」と話した。

 ラグビーは28日に九州学院(熊本)との初戦に臨む。バスケは1回戦で女子が23日に東海大福岡、男子が24日に青洲(山梨)と対戦。弓道は23日から東京武道館で大会がある。サッカーは31日に星稜(石川)との初戦がある。

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 朝明ラグビー部の「いなべ寮」があるいなべ市には、部員12人が8日に市役所に報告に訪れた。

 選手たちは「三重代表として恥じないプレーをしたい」「タックルをがんばりたい」と活躍を誓った。日沖靖市長からラグビーをプレーして感動したことを問われると、「きつい練習を乗り越えて花園出場を決められたこと」「チームとしてまとまれたこと」などと答えた。(鈴木裕)