平昌五輪スピードスケート女子500メートルで、日本女子史上初の金メダルを獲得した小平奈緒さん(37)を講師に迎えたスケート教室が、山梨県北杜市八ケ岳スケートセンター(同市小淵沢町)であり、地元の小中学生が指導を受けた。 同スケートセンター…

 平昌五輪スピードスケート女子500メートルで、日本女子史上初の金メダルを獲得した小平奈緒さん(37)を講師に迎えたスケート教室が、山梨県北杜市八ケ岳スケートセンター(同市小淵沢町)であり、地元の小中学生が指導を受けた。

 同スケートセンターが県営から市営に移管してから2年目となり、スケート場のPRと地元の子どもたちの技術向上をめざして同市が企画した。

 小平さんは山梨に近い長野県茅野市の出身。8日夕方の開会式で「実は小学生のころ小淵沢のリンクでも滑ったことがあって、懐かしい」とあいさつした。

 教室には北杜市や隣の長野県原村、富士見町の小中学生41人が参加。指導を受けた泉小学校6年の上田湊空(そら)さん(12)は「氷への力の伝え方やスタートのこつなど、とても気づくことが多かった。一緒に滑ったら、めちゃくちゃ速くて驚いた」と話していた。(米沢信義)