【岩手】ラグビーリーグワンに東北で唯一所属している2部の日本製鉄釜石シーウェイブス(SW)は10日、本拠地の釜石鵜住居復興スタジアム(釜石市)で豊田自動織機シャトルズ愛知と今季初戦に挑んだ。昨季4位からの昇格を狙うSWだが、同季3位の相手…

 【岩手】ラグビーリーグワンに東北で唯一所属している2部の日本製鉄釜石シーウェイブス(SW)は10日、本拠地の釜石鵜住居復興スタジアム(釜石市)で豊田自動織機シャトルズ愛知と今季初戦に挑んだ。昨季4位からの昇格を狙うSWだが、同季3位の相手に7対52で完敗。1245人の観客が声援を送った。

 SWの今季の目標は、1部との入れ替え戦に進める3位以内。この日は、シャトルズに対し序盤こそ互角だったが、次第に押され気味の展開となり、反則も繰り返し、計8トライ6ゴールを許した。攻撃では大事な局面でのミスが目立ち、後半20分にフルバックの吉川遼選手が飛び込んだ1トライと、1ゴールのみだった。

 試合後、小野航大主将は「課題の大きなゲームになたが、相手に体をあてた感覚では『やれる』と思った」と、16日に大阪市である第2戦に向けて気持ちを切り替えていた。(東野真和)