大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区)で9日夜、音楽に合わせて花火を打ち上げるイベント「大倉山冬花火 supported by 武ダホールディングス」があった。 午後7時から約30分間、ランディングバーン(着地斜面)わきの観客席から打ち上げ…

 大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区)で9日夜、音楽に合わせて花火を打ち上げるイベント「大倉山冬花火 supported by 武ダホールディングス」があった。

 午後7時から約30分間、ランディングバーン(着地斜面)わきの観客席から打ち上げられ、色鮮やかな大輪の花火が夜空を彩るたびに、約1千人の観客から歓声が上がった。

 競技場は市内が一望できる好立地で、冬のスポーツ文化を学べる札幌オリンピックミュージアムも隣接しているため、札幌市は冬場の観光地としてPRしている。市の第三セクターである札幌振興公社や旅行大手・エイチ・アイ・エスなどが共同で主催した花火大会は、スキージャンプ大会以外でも競技場を活用できることをアピールするのがねらい。この日は競技場内にあるフランス料理店のディナー付きのチケットや山頂ラウンジでシャンパンを楽しみながら花火を鑑賞できるチケットも販売された。

 打ち上げに先立ち、北海道を拠点に活動するボーイズユニットのNORDや、ダンス&ボーカル&DJユニットのambitiousが、歌や踊りを披露して会場を盛り上げた。(松田昌也)