現役最年長57歳の柴田善臣騎手が、カペラステークス(3歳上・GIII・ダ1200m)のリュウノユキナ(牡8、美浦・岩戸孝樹厩舎)でJRA重賞最年長勝利記録を狙う。  柴田善臣騎手は85年デビューの57歳。JRAで重賞96勝を含む2325…

 現役最年長57歳の柴田善臣騎手が、カペラステークス(3歳上・GIII・ダ1200m)のリュウノユキナ(牡8、美浦・岩戸孝樹厩舎)でJRA重賞最年長勝利記録を狙う。

 柴田善臣騎手は85年デビューの57歳。JRAで重賞96勝を含む2325勝を挙げている。21年にはレパードSをメイショウムラクモで制覇。岡部幸雄元騎手の54歳0カ月31日を抜き、55歳0カ月10日でJRA重賞最年長勝利記録を更新した。しかし、今年の紫苑Sを横山典弘騎手がモリアーナで制し、55歳6カ月18日でトップに浮上。レース当日に57歳4カ月11日の柴田善臣騎手が勝てば記録奪回となる。

 今回のパートナーはリュウノユキナだ。メンバー中最高齢タイの8歳馬だが、今年4月には東京スプリントで3つ目の重賞タイトルを獲得。その後もクラスターCが3着、東京盃が2着、JBCスプリントが3着と好勝負を続けている。柴田善臣騎手は今年のリヤドダートスプリント6着以来、5戦ぶりのタッグ。巡ってきたチャンスを生かし、人馬ともに健在ぶりをアピールしてみせる。