11月に開かれた愛媛中学駅伝競走大会(愛媛県中学校体育連盟、愛媛陸上競技協会、朝日新聞社主催)で優勝した新居浜市内の2中学校が8日、同市を表敬訪問した。男子で優勝した市立泉川中と女子優勝の市立南中は、滋賀県で12月17日に競技がある第31…

 11月に開かれた愛媛中学駅伝競走大会(愛媛県中学校体育連盟、愛媛陸上競技協会、朝日新聞社主催)で優勝した新居浜市内の2中学校が8日、同市を表敬訪問した。男子で優勝した市立泉川中と女子優勝の市立南中は、滋賀県で12月17日に競技がある第31回全国中学校駅伝大会に出場する。

 愛媛大会は11月18日に新居浜市内であり、男子(6区間、18キロ)は46校が、女子(5区間、12キロ)は39校が参加。泉川中は59分42秒で6年ぶり2回目の優勝を、南中は42分32秒で初優勝した。

 泉川中の駅伝チームは男女計約40人で練習している。今年は高知市と新居浜市別子山地区で計3回、合宿をした。

 監督の直野圭子教諭は「保護者や地域の方に助けていただき、みんなで勝ち取った優勝です。(全国大会では)8位入賞を目指します」と話した。

 南中は陸上部がなく、約3年前に駅伝チームを結成。男女計約50人で男女優勝を目指したが、男子は愛媛大会で2位だった。

 監督の矢野有香教諭は「男子の思いもたすきにつないで、楽しみたいと思います。目標は全員がベストタイムで入賞」と話した。

 この日の表敬訪問では、両校の監督が選手を1人ずつ紹介し、選手はそれぞれ抱負を語った。

 石川勝行市長は「昨年に続いて市内の2校が全国大会出場を決めてくれました。普段の練習通り、悔いのない走りをして頑張ってください」と激励した。地元の日光商事(川井祐介社長)から両チームに全国大会用のシューズが贈られた。

 全国大会は今月17日に滋賀県野洲市の県希望が丘文化公園で競技があり、男女計96チームが出場する。(堀江泰史)