12月23日(土)に阪神芝1400mで行われる阪神カップ。ここへ出走を予定しているララクリスティーヌ(栗東・斉藤崇史厩舎)が今朝7日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。  チャンピオンヒルズから栗東へ帰厩し、12月1日のCWで追…

 12月23日(土)に阪神芝1400mで行われる阪神カップ。ここへ出走を予定しているララクリスティーヌ(栗東・斉藤崇史厩舎)が今朝7日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。

 チャンピオンヒルズから栗東へ帰厩し、12月1日のCWで追い切ってから、今回が2本目の追い切り。CWへ入場し、新馬アートワークとの併せ馬だったが、こちらが先行する形。4馬身ほど前に行っていたが、向正面でのラップはゆったり。

 3コーナー手前で一度、ラップが遅くなり、4コーナーもさほど速くない。そのスピードで最後の直線を迎えたこともあって、手応えはすごく楽。相手は新馬で、追走したこともあり一杯に追ってきて、こちらが馬なりという違いは仕方ないところだろう。新馬がよく食い下がって、ゴールでは同入している。

 時計は6F84.5-5F68.8-4F53.8-3F38.4-2F23.7-1F11.7秒。前走スワンSの2週前追い切りに比べると、6F時計が遅くなっているが、動き自体は機敏でスムーズ。阪神芝1400mでは今年の京都牝馬Sで重賞勝ちしており、同じ舞台で重賞の勝ち星を積み重ねたいところだろう。

(取材・文:井内利彰)