北海道日高町のダーレー・ジャパン株式会社が導入を発表していた2021年英国ダービー馬アダイヤー(5歳、父フランケル)と、23年キングジョージ6世&クイーンエリザベスS優勝馬フクム(6歳、父シーザスターズ)の2頭が12月6日午後、繋養先と…

 北海道日高町のダーレー・ジャパン株式会社が導入を発表していた2021年英国ダービー馬アダイヤー(5歳、父フランケル)と、23年キングジョージ6世&クイーンエリザベスS優勝馬フクム(6歳、父シーザスターズ)の2頭が12月6日午後、繋養先となるダーレージャパンスタリオンコンプレックスで公開された。

 前者の通算成績は2〜5歳時に13戦5勝(重賞3勝)。2021年には、先行力を武器に01年のガリレオ以来、20年ぶりに英国ダービー、そしてキングジョージ6世&クイーンエリザベスSの同一年制覇を達成するなど欧州クラシックディスタンスで活躍した。

 後者の通算成績は2〜6歳時に18戦11勝(重賞8勝)。全弟には昨年の欧州年度代表馬バーイードがいる血統で、フクム自身も今春のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでは連覇を狙ったパイルドライヴァーや英国ダービー馬オーギュストロダン、愛ダービー優勝馬ウエストオーバーらを力でねじ伏せるように勝利している。

 いずれも種付け料は後日発表される。