天皇賞の春秋連覇を目指した前走は2着に終わったジャスティンパレス(栗東・杉山晴紀厩舎)。次走は有馬記念(12月24日・中山芝2500m)への出走を予定しており、今朝6日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。  1回目のハローが終了…

 天皇賞の春秋連覇を目指した前走は2着に終わったジャスティンパレス(栗東・杉山晴紀厩舎)。次走は有馬記念(12月24日・中山芝2500m)への出走を予定しており、今朝6日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。

 1回目のハローが終了した直後のCWでミラキュラスドラマとの併せ馬。ハロー明けということもあり、他厩舎の馬がたくさんいて、この2頭の前方にも他厩舎の3頭併せ。2コーナーから向正面へ入っていくあたりでは他厩舎の3頭とミラキュラスドラマが2馬身くらいの等間隔で、これを3馬身ほど後ろからジャスティンパレスが追走。

 ただ、前とこちらの道中ペースが違ったこともあり、こちらが前を追い抜いていく形。その際、先行していたミラキュラスドラマは外を回り、ジャスティンパレスが内を回ったため、4コーナーを回った時には単走になって最後の直線へ向いた。

 そのまま先頭に立って、他厩舎3頭が最後の直線で差を詰めてくるような形だったが、ジャスティンパレスの動きは楽々。時計は6F82.6-5F68.1-4F53.8-3F38.6-2F24.2-1F12.2秒。宝塚記念や天皇賞(秋)の2週前追い切りと違って、最後の直線が11秒台でなかった点が気にはなるが、それは来週以降の動きで最終的な判断をすればよいだろう。

(取材・文:井内利彰)