大相撲の冬巡業「宮崎場所」が5日、宮崎市総合体育館で開かれ、約120人の力士が登場した。県内で巡業が開催されるのは2018年12月の「延岡場所」以来の5年ぶりで、雨にもかかわらず3千人近いファンが詰めかけた。 九州場所を左ひざのけがで途中…

 大相撲の冬巡業「宮崎場所」が5日、宮崎市総合体育館で開かれ、約120人の力士が登場した。県内で巡業が開催されるのは2018年12月の「延岡場所」以来の5年ぶりで、雨にもかかわらず3千人近いファンが詰めかけた。

 九州場所を左ひざのけがで途中休場した延岡市出身の琴恵光(32)=佐渡ケ嶽部屋=は、取組は行わなかったものの、土俵入りでファンの前に姿を現した。琴恵光は「来場所は番付をさげることになるが、現実を受け止め、けがをしっかり治して前向きにがんばりたい」と話していた。

 取組では大関の貴景勝、霧島らが本場所さながらの動きを見せ、観客から大きな歓声を浴びていた。(石川雅彦)