【神奈川】第18回湘南国際マラソン(朝日新聞横浜総局など後援)が3日、大磯町発着で開かれた。フルマラソンや10キロなどのコースに計約2万人が参加し、海岸線を駆け抜けた。昨年に続き、今年もランナーがマイボトルを持参し、ゴミを出さないクリーン…

 【神奈川】第18回湘南国際マラソン(朝日新聞横浜総局など後援)が3日、大磯町発着で開かれた。フルマラソンや10キロなどのコースに計約2万人が参加し、海岸線を駆け抜けた。昨年に続き、今年もランナーがマイボトルを持参し、ゴミを出さないクリーンなマラソン大会に挑戦した。

 スタート地点は、相模湾を望む西湘バイパスの大磯西インターチェンジ付近。フルマラソンは、国道134号の江の島入り口付近で折り返す42・195キロだ。

 大量に出る紙コップやペットボトルなどを減らすため、ランナーにはマイボトルやマイカップ持参が呼びかけられた。袋を手にゴミを拾いながらランナーと並走するボランティアの「エコ・スイーパー」と「エコ・ランナー」も活躍した。約1800人のボランティアが大会運営を支えた。

 第9回大会から連続出場している藤沢市の美容師松本範子さん(56)は「タイムは横ばいですが、毎年の出場を目標にジョギングしています。今年はきれいな富士山が見られました」と話した。(佐藤善一)