今週の日曜日は、中京競馬場でチャンピオンズC(GI・ダ1800m)が行われます。  中京に舞台を移した過去9年では、前走JRA戦出走馬が[1-4-6-73]の劣勢傾向で、複勝率も13.1%に止まります。一方、前走地方戦出走馬は[8-5-…

 今週の日曜日は、中京競馬場でチャンピオンズC(GI・ダ1800m)が行われます。

 中京に舞台を移した過去9年では、前走JRA戦出走馬が[1-4-6-73]の劣勢傾向で、複勝率も13.1%に止まります。一方、前走地方戦出走馬は[8-5-3-37]で、複勝率も30.2%の高数値。とくに前走1〜2人気馬が5勝2着3回となっており、前走の地方戦で人気を集めていた馬を重視すべきでしょう。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】8枠
[0-0-0-17]複勝率0%
該当馬:アイコンテーラー、レモンポップ
(過去の主な該当馬:21年カフェファラオ4人気11着、20年クリソベリル1人気4着)

 中京ダート1800mに舞台が替わった過去9年間では、内枠優勢の結果になっている。対して外枠は、7枠が[0-3-1-14]と未勝利で、8枠は[0-0-0-17]と大苦戦。20年にGI/JpnI連勝中だった単勝1.4倍のクリソベリルも4着に終わっており、少し評価は下げてみたい。

※データは、チャンピオンズCに名称変更後、中京ダート1800mで施行された14年以降の過去9年間を対象にしている。

 上位人気が予想されるレモンポップが消去データに該当しました。

 今年、国内では3戦3勝。フェブラリーSでGI初勝利を挙げると、前走の南部杯では2.0秒差の圧勝劇を演じています。ただし、じつはこれまでマイル戦までしか出走経験がなく、1800m戦は初めての距離。好走確率の高い前走地方戦1番人気馬ではありますが、競馬のむずかしい8枠15番の大外枠をどう克服するのか。楽しみな反面、馬券的にはお隣のアイコンテーラーともども、思い切って割り引く手もありそうです。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。