岡山市に活動拠点を置くトップスポーツチームと経済団体の関係者が1日、市内で会見を開き、新アリーナ(多目的屋内施設)の建設の実現を求め署名活動を始めたことを明らかにした。岡山商工会議所の松田久会頭は「署名活動を通じてアリーナが欲しいという市…

 岡山市に活動拠点を置くトップスポーツチームと経済団体の関係者が1日、市内で会見を開き、新アリーナ(多目的屋内施設)の建設の実現を求め署名活動を始めたことを明らかにした。岡山商工会議所の松田久会頭は「署名活動を通じてアリーナが欲しいという市民の思いを伝えたい」と語った。

 会見したのは女子バレーの岡山シーガルズ、バスケのトライフープ岡山、卓球の岡山リベッツなどの関係者と松田会頭。

 選手の練習場所や試合会場の確保のために新アリーナ建設が必要だとして、チームや経済団体は1日から文書とインターネットで署名活動を始めた。来年1月末まで署名を集め、県と岡山市に提出するという。

 新アリーナをめぐっては市が11月に総事業費を145億円とする基本計画を公表。市は県に相応の負担を求める考えを表明している。(水田道雄)