強豪国の代表チームが参加した軽井沢国際カーリング選手権が、1日に長野県軽井沢町で開幕した。選手権に合わせ、五輪メダリストらが次世代を担うカーラーたちに指導する「ジュニアカーリングクリニック」が11月30日、軽井沢アイスパークで開かれた。小…

 強豪国の代表チームが参加した軽井沢国際カーリング選手権が、1日に長野県軽井沢町で開幕した。選手権に合わせ、五輪メダリストらが次世代を担うカーラーたちに指導する「ジュニアカーリングクリニック」が11月30日、軽井沢アイスパークで開かれた。小学3年生から高校生までの選手たちが、世界トップクラスのチームからカーリングの心構えや技術を学んだ。

 選手権のスポンサーで、アパレル大手のユニクロが主催した。同社は未来のアスリートを応援したいと、様々な競技のトップアスリートを招いたイベントを各地で開いている。今回は、2022年の北京五輪で金メダルを獲得したスウェーデン代表の「チーム・エディン」ら男女4チームが参加。地元の小中高生35人を指導した。

 軽井沢中3年の川田亜依さんは「(カナダの)ジェニファー・ジョーンズ選手にストーンのリリースについて聞きました。アドバイスをくれて夢のような時間でした」と笑顔だった。会見で取材に応じたスウェーデンのニクラス・エディン選手は「子どもたちはとても集中力が高くてすごい。楽しかった、もっとうまくなりたいという気持ちを持って帰って欲しい」と期待した。

 同選手権は国内外の男女計16チームが出場し3日まで同パークで開催される。(高億翔)